新築一戸建てを購入する時の注意点

新築一戸建て住宅のデメリット

新築一戸建て住宅のデメリットは、まとまったお金が必要となることが最初にあげられます。
もちろん、新築でも安いものもあれば中古でも高いものはありますが、同じような条件のもので比較をすれば、新築一戸建てが高くなってしまうのは事実です。
同じ値段であれば新築が良いに決まっていますが、その価格に見合っただけの価値があるかは人それぞれと言えます。
日本人は新品を好み中古を好まない傾向にあるので、中古は状態に対して割安になることが多いのですが、言い換えれば新築は割高になってしまうということになります。
新築を選ぶ理由が精神的なものであることが多い以上は、中古と比較をしたときに割高になってしまうのは、やはりデメリットと言えるでしょう。
更に割高と考えると購入した瞬間の値崩れというのも気になるところで、一生住み続けるのであればよいのですが、将来的に売る予定あるいは売ることになってしまったときに、値落ちが激しいのも欠点の一つと言えます。

新築一戸建ての支払いは分割が普通となっている

新築一戸建ては、ローンを利用することを考えてシミュレーションをする必要があります。
もちろん、一括払いで支払うことができるのならば問題はありません。
ただ、大半の場合は金融機関を利用することになるため、不動産会社もそれに応じた取引を前提に手続きを進めてくれます。
具体的には、分割払いを前提としていてどの程度の頭金を準備するのかが大きなポイントの1つになっています。
新築一戸建ての場合は、数千万円というお金が必要になりますので、ローンの金額を考慮してもできる限りの金銭を先に支払っておくことが常識です。
頭金を用意できないと、ローンの返済が厳しくなってしまいますので不動産会社もそういった提案をしてきます。
また、不動産会社の立場としては金融機関の手続きが通ることを前提で話を進めていくことになりますので、どの程度の金額を借りるのかも事前に話し合っておく必要があります。
その上で、頭金と借りた分のお金が合計でどの程度になるのかを計算することが大切です。